
ピタゴラス装置ってご存知でしょうか?
色んな仕掛けや装置の連鎖反応でボールなどを運ぶカラクリ装置のことです。
ゴールまで45日。
世界で最も遅いピタゴラス装置が完成しました。
世界最遅のピタゴラス装置

男性が打ったゴルフボールが、
まず行き着いたのは、
黒い液体が出るボトルが設置された仕掛け。

液体の正体は…甘~いシロップ。

シロップを流して・・・
ゴルフボールが乗った船を押し流して動かす作戦なんですが、
シロップがネバネバして中々ボールに届きません。
流石、世界で最も遅い装置です。

続いて、ボールを送るのは、カメ。
一歩踏み出すと、一休み。
かなり時間がかかりそうです。
餌のイチゴで何とか誘導したのですが、
お次も大変!

アイスが解けるとボールが落ちる仕組み。
ここだけで2時間。

まだまだ続きます。
次は、草が成長することでボールを押し進めていくというもの。
これには、6週間もかかってしまいました。
そして、全ての装置を通過するのに45日と7時間2分かけて、
ボールはゴールへ。

ついに決定的瞬間です。
まさかのカップインならず・・・。
これには、作った本人も呆然。
また、やり直すのでしょうか?
制作者

この装置を作ったのは、
ニューヨークに在住のアーティスト・発明家の
ボブ・パーティントンさんという人。
約1ヶ月かけてこの装置を作ったそうです。
オチのカップインならずについては、
「カップインしなかった瞬間、失敗しておもしろいと思った。だから、撮り直さずそのまま映像をネットにに載せたんです。」
とコメント。
動画
草の装置
色んな装置を作って、ゴールまでたどり着くのに
一番時間がかかったのは草の装置。
どうやって、作ったのかというと、
水耕栽培用の仕切り板の中にあるネジを
12時間ごとに外していくと
水がどんどん流れていきます。
水が流れたところから、
草が生えてくるという仕組みです。
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